もも神様

むかしむかしあるところに、
愛し合うカップルがいました。
二人はとても仲がいいのですが
セックスレスが悩みでした。

二人は神様に相談しました。
「セックスが楽しくないんです。」

神様は二人に言いました。
「ミライに一番近い場所へいき、
　二人で協力して、
　桃を採って食べなさい。」

二人は、デジタルハリウッドへ行くと、
そこには桃の木がありました。

しかし、桃は高いところにあり
手が届きません。

二人は考えました。
そして、目の前にあったシーソーを使って
交互に桃を採りました。

そして桃をかじると、
その甘美な香りとねっとりとした果汁に二人は興奮し、
体の感覚が研ぎ澄まされ、
最高のセックスができたのです。

愛し合う二人の永遠の幸せを願い
もも神様が祀られるようになりました。